KVK KM346
KVK KM346
我が家愛用のKVK KM346。10年くらい経つせいか、蛇口の根本の本体部分からチョロチョロと水が出ていました。そのせいか、本体部分の周りには常に水たまりができていました。それから、蛇口からポタポタと水滴が落ちているようです。しばらく放置していましたが、放っておいて治るわけではなさそうなので、修理することにしました。
修理方法として、自分で修理する場合と、業者にお願いする場合があると思います。いろいろインターネットで検索したところ、業者にお願いすると、まず来ていただくだけで数千円以上掛かることがわかりました。ゴムパッキンだけ交換するのであれば、数百円で済むはず、ということで、自分で修理する方向性で更に検討をすすめることにしました。
調べてみると、どうやらKM346は、カートリッジを交換する方式のようです。パッキンだけの交換も可能なようですが、10年経っていますし、カートリッジごと交換することにしました。
工具に数千円かけるならば、業者を呼んだほうが良いか、しかし、来てもらうだけでも、数千円掛かるし、としばらく悩みました。また、工具も購入ではなくレンタルのものもあるようです。
結果として、以上の3つ、すなわち、カートリッジ(PZKM110A)、専用工具(G22およびG26)を購入しました。工具は、また数年後に使うかもしれないし、ということで購入しました。
カートリッジや工具が届いたので、早速修理を始めます。
まずは、水道栓を閉めます。これをやらないと、水浸しになる可能性があります。水道栓は大きく2種類あります。一つは、家全体の大元の栓を締めるもの。もう一つは、対象の栓のみを締めるものです。
今回は対象の栓のみ締めようとしたら、硬くて締めることができなかったので、家全体の水道栓の元栓を締めました。これで、修理中はトイレにも行けません。水道栓が締まったことを確認したら、早速修理の開始です。まずは、本体上のキャップを外すとネジが見えるので、それを外します。ちなみに、このネジの替部品が、新しいカートリッジに付属していますので、つけるときには、新しい方をつけます。ネジを外して、ハンドルを持って上に引き上げると、ハンドルが外れます。ハンドルを外してみると、意外と水垢だのが、中のパーツにこびりついているのがわかります。
ガシガシ水洗いしたいところですが、今は水道栓を閉じているので、水洗いできません。キッチンタオルで拭いておきました。購入した工具を利用する前に、下準備をします。購入したカートリッジの中にシールが入っています。このシールを回転部分の上下に、ピッタリと合うように貼っておきます。こうしておくことで、カートリッジを交換したあと、どこまで回したら良いか、簡単にわかるようになっています。
いよいよ購入した工具を使って、本体カバーを外します。回転防止のG26を本体後ろの穴に入るようにして、G22を使って本体を回転させます。
さすがに専用工具だけあって、ほとんど力を入れることなく、あっけなく本体のカバーが外れました。本体のカバーを取り除くと、そこには、カートリッジがありました。カートリッジを取り除き、新しいカートリッジを付けます。カートリッジには前後がありますので、注意します。カートリッジには、ちゃんと「前」と書かれているので、しっかり確認してつけます。
ここまで来たら、あとは、外したのと逆につけていくだけです。本体のカバーの締める部分は、先ほど貼り付けたシールを基準に回せばOKです。すべて付け終わったら、水道栓を開きます。この時点で、水漏れなどがないかどうか確認します。
以上、修理は非常に簡単に終わりました。やはり、専用工具があると、とてもスムーズです。
修理して、全く水漏れなどが無くなりました。とても快適です。また、今までハンドル操作がカクカクしていたのですが、とてもスムーズになりました。カートリッジごと交換して良かったと思います。
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水漏れの様子 |
購入したPZKM110A |
パッキンのところが涙型をしているのが新型になります。丸型は旧型です。 |
G22。原価は安そうだけど、買うと高い。。 |
G26。回転防止に。 |
取り外したPZKM110A。旧型なのでパッキン形状が丸型です。なんか笑っているみたいです。 |